◆ 淋病(りんびょう)
淋病は、淋菌 の感染により起こる感染症であり、感染率は約30%である。1990年代半ばから増加しつつある。性器クラミジア感染症と同時感染(淋病患者中20%〜30%)している場合も多い。
淋は「淋しい」という意味ではなく、雨の林の中で木々の葉からポタポタと雨がしたたり落ちるイメージを表現したものである。淋菌性尿道炎は尿道の強い炎症のために、尿道内腔が狭くなり痛みと同時に尿の勢いが低下する。その時の排尿がポタポタとしか出ないので、この表現が病名として使用されたものと思われる。
性行為・オーラルセックスにより感染し、感染部位は、咽頭・性器などの粘膜に感染する。
感染後、数時間から数日で発症し、咽頭の場合は咽頭炎、性器の場合は、尿道炎(男性のみ)、子宮頚管炎(女性のみ)を起こす。男性の場合は排尿時や勃起時などに激しい痛みを伴うが、女性の場合は自覚症状に乏しい。放置すると菌が奥へ進み、内臓の炎症に発展する場合もある
 
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